きえ‐もの【消え物】
1 小道具のうち、舞台でこわしたり消耗したりして1回しか使えないもの。こわす皿、破る手紙、行灯(あんどん)の油、食物など。焚(た)き捨て。 2 贈答品で、食品・調味料、洗剤・入浴剤など、使うとな...
きまり【決(ま)り/極まり】
1 物事が決まること。問題になっていたり面倒だったりした物事の終わり。決着。おさまり。「これで話は—だ」「仕事に—を付ける」 2 よりどころとして定められている事柄。規則。通則。「—を破る」「—...
きん‐き【禁忌】
[名](スル) 1 忌(い)み嫌って、慣習的に禁止したり避けたりすること。また、そのもの。タブー。「—を破る」 2 人体に悪影響を及ぼす危険がある薬剤の配合や治療法を避けて行わないようにすること。
きん‐ぼし【金星】
1 相撲で、平幕の力士が横綱を倒したときの勝ち星。「—をあげる」 2 転じて、上位・格上の相手を倒すこと。また比喩的に、大きな手柄。殊勲。「名人を破る—」 [補説]さらに強調して「大金星」という...
くい‐やぶ・る【食(い)破る】
[動ラ五(四)]かみついて破る。「猫がごみ袋を—・る」
くう‐ざん【空山】
人けのない寂しい山。「馬子唄が、春に更けた—一路の夢を破る」〈漱石・草枕〉
蜘蛛(くも)の子(こ)を散(ち)ら・す
《蜘蛛の子の入っている袋を破ると、蜘蛛の子が四方八方に散るところから》大勢のものが散りぢりになって逃げていくことのたとえ。「悪童どもは—・すように逃げ去った」
け‐やぶ・る【蹴破る】
[動ラ五(四)] 1 蹴って破る。「ふすまを—・る」 2 蹴散らす。「敵を—・る」
けん‐じん【堅陣】
守りがかたくて、破ることがむずかしい陣営。「—を陥れる」
けん‐るい【堅塁】
1 守りが堅くて、容易に攻め落とせない陣地。「—を抜く」 2 なかなか打ち破ることのできない物事。「資本主義の—」