こう‐すい【硬水】
カルシウムやマグネシウムなどを比較的多量に含んでいる水。ふつう、硬度20度以上をいい、石鹸水(せっけんすい)を加えても泡立たず、洗濯に適さない。煮沸によって軟水になるものを一時硬水、ならないもの...
こう‐ど【硬度】
1 物体の硬さの程度。金属などは、鋼球を一定の圧力で押しつけてできるくぼみの大小で表す。鉱物の場合は、互いにひっかき合わせて調べる。→押し込み硬さ →引っ掻き硬さ →微小硬さ →モース硬さ 2 ...
こうど‐けい【硬度計】
物質の硬さ(硬度)を測定する装置。試験材料に物体を押し込み、そのくぼみを調べる硬さ試験を応用した装置が工業分野で広く用いられる。鉱物の硬さにはモースの硬度計が有名。
ざいりょう‐しけん【材料試験】
工業材料の特性を測定するために行う試験。引っ張り・圧縮・曲げ・衝撃・ねじり・硬度などの力学的試験のほか化学的な腐食試験などがある。
ショア‐かたさ【ショア硬さ】
工業材料をはじめとする物質の硬さ(硬度)の示し方の一。反発硬さの一種であり、球状の小さなダイヤモンドを埋め込んだ鋼製ハンマーを、一定の高さから試料表面に落とし、跳ね上がる高さで示す。単位はHSま...
じこう‐こうか【時効硬化】
熱処理および加工などによって不安定状態にある金属の性質が、時間の経過とともに変化し、硬度を増す現象。
ジャンカ‐かたさ【ジャンカ硬さ】
木材の硬さ(硬度)の示し方の一。押し込み硬さの一種で、11.28ミリメートルの鋼球を試料表面に半分まで押し込んだとき(圧痕面積は100平方ミリメートル相当)の荷重で表す。ジャンカ硬度。
じんこう‐ダイヤモンド【人工ダイヤモンド】
人工的に造られるダイヤモンド。炭素の同素体の一つである石墨などに高温高圧をかけたり、炭化水素の気体の蒸着で結晶成長させたり、炭素を含む爆薬を爆発させて合成したりする手法がある。その硬度を活かし、...
すいしつ‐けんさ【水質検査】
水の色・におい・硬度などの性質、有害な化学物質や細菌の有無などを検査し、使用目的の基準に合致するかどうかを判定すること。
スピネル【spinel】
マグネシウム・アルミニウムの酸化物からなる鉱物。ガラス光沢があり、八面体の結晶が多い。等軸晶系。硬度8。無色、赤・青・黄・緑色などで、火成岩・変成岩に広く分布。美しいものは宝石になる。尖晶石(せ...