こう‐ちょう【硬調】
1 かたい調子であること。⇔軟調。 2 写真の原板・印画で、明暗の対照が強く、かたい感じであること。⇔軟調。 3 取引市場で、買い人気が強く、値段の上昇する形勢にあること。
こう‐ちょく【硬直】
[名・形動](スル) 1 かたくぴんと張っていること。こわばっていること。また、そのさま。「—した考え方」「芒の—な葉が空を刺そうとして立つ」〈長塚・土〉 2 筋肉が持続的に収縮し、かたくなるこ...
こうちょく‐か【硬直化】
[名](スル) 1 筋肉が収縮し固まって動かない状態になること。血管などの柔軟性がなくなること。 2 ゆとりがなく、変化に柔軟な対応のできない状態であること。「財政の—」「組織の—を招く」「権威...
こう‐ど【硬度】
1 物体の硬さの程度。金属などは、鋼球を一定の圧力で押しつけてできるくぼみの大小で表す。鉱物の場合は、互いにひっかき合わせて調べる。→押し込み硬さ →引っ掻き硬さ →微小硬さ →モース硬さ 2 ...
こうど‐けい【硬度計】
物質の硬さ(硬度)を測定する装置。試験材料に物体を押し込み、そのくぼみを調べる硬さ試験を応用した装置が工業分野で広く用いられる。鉱物の硬さにはモースの硬度計が有名。
こう‐なん【硬軟】
かたいこととやわらかいこと。「—自在な論調」
こう‐は【硬派】
1 自分たちの意見や主義を強く主張し押し通そうとする一派。強硬派。「—の意見に押される」⇔軟派。 2 新聞・雑誌などで、文芸や芸能関係の記事に対して、政治・経済関係の記事。また、その記者。さらに...
こう‐ひつ【硬筆】
毛筆に対し、ペン・鉛筆などの先のかたい筆記具をいう。「—習字」
こうぶ‐そしき【硬部組織】
⇒硬組織
こう‐ぶんがく【硬文学】
表現・内容などの面で、硬い感じを読者に与える文学。哲学書・漢詩文・法語など。→軟文学