じき‐もれ【磁気漏れ】
⇒磁気漏洩
じき‐モーメント【磁気モーメント】
磁石の両極間の距離に、磁極の強さの絶対値を掛けた大きさをもち、負極から正極へ向かう方向をもつ量。磁気の作用を表す量。磁気能率。
じき‐ゆうどう【磁気誘導】
磁界内に置かれた磁性体が磁化される現象。磁気感応。
じき‐らしんぎ【磁気羅針儀】
⇒磁気コンパス
じき‐リコネクション【磁気リコネクション】
磁力線のつなぎ換え現象。太陽のフレアや地球の磁気圏の尾部などで、磁力線のつなぎ換えが起こると、磁場のエネルギーが開放され、プラズマの熱や運動エネルギーに変換されると考えられている。磁力線再結合。
じき‐りゅうたいは【磁気流体波】
プラズマなどの電気伝導性の流体中を伝播する波。通常の流体中を伝わる音波のほか、磁場に垂直な方向に振動し、磁場に沿って伝わるアルベーン波などがある。電磁流体波。
じき‐りゅうたいりきがく【磁気流体力学】
⇒電磁流体力学
じき‐りょう【磁気量】
磁石や磁性体の磁極間に働く力の大きさで決められる磁荷の量。クーロンの法則に従う。この力の源である磁荷は、磁気量で測られ、単位はアンペア毎メートル(A/m)。
じき‐りょうしすう【磁気量子数】
原子内における、電子の軌道角運動量のZ軸成分を特徴づける量子数。方位量子数をlとすると、磁気量子数mの値は、−lからlまでの整数をとる。
じき‐りょく【磁気力】
「磁力」に同じ。