じ‐き【磁気】
磁力の根源と考えられるもの。一般には磁石どうし、または磁石と電流との相互作用に関する現象。また、磁極に蓄えられている物理量。
じき‐あらし【磁気嵐】
地球の磁場の急激で不規則な変動。太陽面の爆発で放出された荷電粒子の流れによるもので、無線通信を妨害し、オーロラを出現させる。地磁気嵐。
じき‐いほうせい【磁気異方性】
物質の磁気的性質が方向によって異なること。鉄やニッケルなどの強磁性体には、磁化の向きと結晶軸との間に方向依存性が見られる。
じきインク‐もじ【磁気インク文字】
磁性をもつ特殊なインクによって印字された文字。小切手のコード番号表示などに使用。
じきインクもじ‐よみとりき【磁気インク文字読(み)取り機】
磁気インクで書かれた文字を読み取る機械。→エム‐アイ‐シー‐アール(MICR)
じきインピーダンス‐そし【磁気インピーダンス素子】
《magneto-impedance element》磁気インピーダンス効果(外部の磁界によってインピーダンスが鋭敏に変化する効果)に基づく電子素子。電子コンパスをはじめ、高感度の磁気センサーに...
じき‐エネルギー【磁気エネルギー】
磁界の中に蓄えられているエネルギー。
じき‐かいてんこうか【磁気回転効果】
強磁性体を磁化すると回転を生じる現象。または、強磁性体を高速回転させると、回転軸の方向に磁化する現象。前者はアインシュタインドハース効果、後者はバーネット効果とよばれる。
じき‐かいろ【磁気回路】
磁束線が真空中・空気中・磁性体中を貫いている状態。電気回路にたとえていう。
じき‐かくはんき【磁気攪拌機】
⇒マグネチックスターラー