イナウ
《アイヌ語》アイヌの宗教儀礼に用いる木製の幣帛(へいはく)。皮を取り去った柳などの小枝を削りかけの状態にしたもので、捧げる神によって種々の形がある。イナオ。
い‐なお・る【居直る】
[動ラ五(四)] 1 座り直して姿勢を正す。居ずまいを正す。「—・って礼を言う」 2 急に態度を変える。不利の立場にある者が、急に脅すような強い態度に出る。「わびるどころか、—・って相手を非難する」
いなり‐こう【稲荷講】
1 稲荷を信仰する人たちが祭礼や参詣のために組織する団体。《季 春》 2 江戸市中の稲荷小社の祭りに、子供が数人で狐を描いた絵馬板を持ち、家ごとに銭を請い歩いた風習。
いなり‐まつり【稲荷祭(り)】
1 京都の伏見稲荷大社の祭礼。4月第2の午(うま)の日(古くは陰暦3月、中(なか)の午の日)の神幸祭(稲荷のお出(いで))、5月初卯(はつう)の日(古くは陰暦4月、上の卯の日)の還幸祭(稲荷のお...
い‐のこし【射遺】
平安時代、正月17日の射礼(じゃらい)の式に参加しなかった衛府の者たちが、翌日、建礼門で弓を射ること。
いびつ‐なり【歪形】
[名・形動] 1 「いびつ2㋑」に同じ。「—の切溜(きりだめ)(=箱)を、大海でざぶりとゆすいで」〈鏡花・草迷宮〉 2 「いびつ2㋒」に同じ。「望みが叶(かな)うたら、礼はきっと—でするわい」〈...
イブニング‐コート【evening coat】
1 イブニングドレスの上に羽織る礼装用コート。ジャケットより長めのもの。 2 燕尾服(えんびふく)。
イブニング‐ドレス【evening dress】
晩餐会(ばんさんかい)・舞踏会などに着用する正式の礼服。一般には女性用夜会服をいい、袖なしで、胸・背を大きくあけ、裾(すそ)が長い。夜会服。
イマーム【(アラビア)imām】
《指導者の意》 1 モスクでの礼拝の導師。 2 イスラム共同体・国家の指導者(カリフ)。→カリフ 3 指導的学者の尊称。 4 シーア派の宗教的、政治的指導者。
イマームアリブハリ‐びょう【イマームアリブハリ廟】
《Imam Al' Buhoriy Maqbarasi》ウズベキスタン南東部の古都サマルカンドの市街北部にある霊廟。ブハラ出身の9世紀のイスラム学者、イマーム=アリ=ブハリを祭る霊廟のほか、図書...