むき‐あ・う【向き合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに正面を見て対する。むかいあう。「—・って一礼する」
む‐く【無垢】
[名・形動] 1 仏語。煩悩のけがれを離れて、清浄であること。 2 けがれがなく純真なこと。うぶなこと。また、そのさま。「—な少女」 3 金・銀などがまじりけのないこと。「金—」 4 和服で、表...
むこ‐ひきでもの【婿引(き)出物】
婚礼のときに舅(しゅうと)から新郎へ贈る品物。むこひきで。
む‐じょう【無状】
1 取り上げるほどの善行や功績のないこと。 2 無作法なこと。無礼。亡状(ぼうじょう)。「ソノフルマイ甚ダ—」〈和英語林集成〉
むじょう‐もん【無常門】
葬礼の時にだけ用いる門。江戸時代の大名屋敷には必ず設けた。
むすび‐じょう【結び状】
細く巻き畳んで、端または中ほどを折り結んだ書状。恋文や儀礼に用いられた。結び文(ぶみ)。
ムズダリファ【Muzdalifah】
サウジアラビア中西部のイスラム教の聖地メッカの近くにある巡礼地の一つ。アラファト山と投石の儀式を行うミナの間にあり、巡礼者が巡礼月の9日にアラファト山に集まったのち、この地を訪れて投石のための石...
むね‐の‐まもり【胸の守り】
江戸時代、貴人の婚礼のとき、花嫁が白装束の上から胸に掛けて夫婦和合の印とした守り札。
む‐ばい【無媒】
1 《「礼記」坊記から》なかだちがないこと。媒酌人のいないこと。 2 《杜牧が「送隠者」の中で、才があっても世に用いられない隠士をのべたところから》人里離れた寂しい所。
むぶく‐の‐しょう【無服の殤】
7歳以下の者の死。礼において父母が喪に服することがないところからいう。