らい【礼】
「礼記(らいき)」のこと。また、「礼記」「周礼」「儀礼」の総称。
らい‐かん【礼冠】
礼服(らいふく)に用いた冠。周縁に金銅透かし彫りの金具を配し、その上に金・銀・珠玉を飾ったもの。皇太子・親王・諸王、五位以上の諸臣が着用した。礼服冠。玉冠(ぎょっかん)。れいかん。
れい‐かん【礼冠】
⇒らいかん(礼冠)
らいき【礼記】
中国、前漢時代の経書。五経の一。49編。「儀礼(ぎらい)」の注釈および政治・学術・習俗など礼制に関する、戦国時代から秦・漢時代の説を集録したもの。今の「礼記」は戴聖(たいせい)が戴徳(たいとく)...
らい‐さん【礼賛/礼讃】
[名](スル) 1 すばらしいものとして、ほめたたえること。また、ありがたく思うこと。「先人の偉業を—する」「健康を—する」 2 仏語。仏・法・僧の三宝(さんぼう)を礼拝(らいはい)し、その功徳...
らいさん‐まい【礼讃舞】
浄土宗で、如来礼讃の偈文(げぶん)に伴って舞う舞。
らいし‐がき【礼紙書(き)】
礼紙に書かれる追而書(おってが)き。
らい・す【礼す】
[動サ変]礼拝する。敬礼する。「先づ我が師の婆羅門を—・して」〈今昔・一・二〉
らい‐ちょう【来朝】
[名](スル) 1 外国人が日本へ来ること。来日。「使節団が—する」 2 外国・属国の使者などが、朝廷へ来て礼物(れいもつ)を献上すること。
らい‐どう【礼堂】
寺院で、本堂または祠堂(しどう)の前に設けた礼拝・読経のための堂。