ごう‐まん【傲慢】
[名・形動]おごりたかぶって人を見くだすこと。また、そのさま。「—な態度」「—無礼」 [派生]ごうまんさ[名]
毫釐(ごうり)の差(さ)は千里(せんり)の謬(あやま)り
《「礼記」経解から》少しの違いがついには大きな違いを生じるということ。わずかな違いが大きな誤りをもたらすこと。
ご‐えいか【御詠歌】
巡礼や浄土宗の信者などが仏の徳などをたたえて唱える歌。短歌や和讃(わさん)に節をつけたもので、一般に鈴や鉦(かね)に合わせて詠吟される。平安巡礼歌(じゅんれいうた)。
ご‐えん【後宴】
1 神祭の翌日、潔斎(けっさい)を解いたあとで催される酒宴。 2 大きな宴のあと、場所や日を改めたりして、さらに催される宴。「人々のこなたに集ひ給へるついでに、いかで物の音(ね)試みてしがな。私...
ご‐かい【五悔】
真言宗の懺悔(さんげ)の礼法。金剛界法を修するときに唱え、帰命(きみょう)・懺悔・随喜・勧請(かんじょう)・回向(えこう)の五段からなる。→五悔(ごげ)
ご‐きょう【五経】
儒教の経典として最も尊重される五つの経書。「易経」「詩経」「書経」「礼記(らいき)」「春秋」。→四書
ご‐こうはい【御高配】
「高配」に同じ。「平素は格別の—にあずかり厚く御礼申し上げます」
ご‐さい【御祭】
夏の土用なかば過ぎに7日間くらい吹く北東風。陰暦6月16、17日の伊勢神宮の祭礼のあるころに吹くのでいう。御祭風。
ごしゅ‐の‐けずりもの【五種の削り物】
礼式用の料理。青・黄・赤・白・黒の5色に見立て、乾物の魚介5種を削って器に盛ったもの。種類は一定しないが、普通は鮑(あわび)・鰹(かつお)・鯛(たい)・蛸(たこ)・海鼠(なまこ)を用いる。
ごしょうらく【五常楽/五聖楽】
《「ごじょうらく」とも》雅楽。唐楽。平調(ひょうじょう)で新楽の中曲。舞は四人舞。唐の太宗作で、仁・義・礼・智・信の五常を、宮・商・角・徴(ち)・羽の五声に配した曲という。礼義楽。