さり‐とは【然りとは】
[接] 1 そうとは。そういうこととは。「—いっこうに気づかず失礼した」 2 (感動詞的に用いて)なんとまあ。さてさて。「—やさしく情のふかき御かた」〈浮・五人女・四〉
さる‐がく【猿楽/申楽/散楽】
1 平安時代の芸能で、一種のこっけいな物まねや言葉芸。唐から伝来した散楽(さんがく)に日本古来のこっけいな技が加味されたもの。相撲節(すまいのせち)や御神楽(みかぐら)の夜などの余興に即興で演じ...
さる‐とうじん【猿唐人】
人をののしっていう語。唐変木(とうへんぼく)。「曲者(くせもの)の手がポカリと飛んで、礼之進の痘痕は砕けた、火の出るよう。『—め』」〈鏡花・婦系図〉
さる‐のぼり【猿幟】
括(くく)り猿をつけたのぼり。祭礼のときなどに立てた。
サルート【salute】
フェンシングで、競技開始前および終了後に審判と相手に対して行う礼のこと。
サロベツ‐げんや【サロベツ原野】
北海道北部、南北に広がる日本最北の湿原。面積は230平方キロメートルあり、釧路湿原とともに日本最大級の湿原。利尻礼文サロベツ国立公園の一部。湿地植物の豊富な地区は「サロベツ原生花園」と呼ばれる。...
さん【賛〔贊〕】
[音]サン(呉)(漢) [訓]ほめる たたえる たすける [学習漢字]5年 1 わきから力を添えてたすける。同意する。「賛意・賛成・賛同・賛否/協賛・翼賛」 2 ほめたたえる。「賛歌・賛辞・賛嘆...
さんがく‐しんこう【山岳信仰】
山岳に宗教的意味を与え、崇拝したり儀礼を行ったりすること。古代ギリシャのオリンポスや中国の五岳信仰などにみられる。日本でも古来より土俗信仰として存在し、のちに修験道などを生み出した。山岳崇拝。→...
サンキュー‐カード【thank-you card】
カード形式の礼状。
サンクトゥス【(ラテン)Sanctus】
《聖なるかな、の意》ミサ典礼の式文の一。感謝の賛歌。→ミサ曲