たいしゅう‐しゃかい【大衆社会】
政治・経済・社会・文化のあらゆる領域で、大衆が重要な役割を果たす社会。特徴は、技術的合理性、役割の専門化、人間関係の非人格化、人口の集中化、またその反面の、孤独、個性喪失などである。
たて‐しゃかい【縦社会】
人間関係において、役職・階級など上下の序列が重視される社会。
たんじゅん‐しゃかい【単純社会】
個人や組織が未分化で、同質的な小社会。スペンサーやデュルケームが用いた概念で、最も原初的な社会をいう。
だつこうぎょうか‐しゃかい【脱工業化社会】
工業中心の社会がさらに発展して、知識・情報・サービスが重要な役割を果たす社会。
だつたんそ‐しゃかい【脱炭素社会】
地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの排出量が実質的にゼロとなる、カーボンニュートラルを実現した社会。→低炭素社会
だんじょきょうどうさんかく‐しゃかい【男女共同参画社会】
男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思で社会のあらゆる分野の活動に参加する機会を有し、政治的・経済的・社会的および文化的利益を均等に享受することができ、ともに責任を担うべき社会。
ちいき‐しゃかい【地域社会】
ある一定の地域に、共通した社会的特徴をもって成立している生活共同体。コミュニティー。
ちょう‐こうれいしゃかい【超高齢社会】
総人口に占める高齢者の割合が高齢社会よりも高くなった状態をいう。明確な定義はないが、65歳以上の人口の比率が20ないし21パーセントに達したときにいう。→高齢化社会
ていたんそ‐しゃかい【低炭素社会】
地球温暖化の原因とされる二酸化炭素などの排出を、現状の産業構造やライフスタイルを変えることで低く抑えた社会。化石燃料使用量の削減、高効率エネルギーの開発、資源の有効利用などによって実現を目指す。...
とくめい‐しゃかい【匿名社会】
実名を隠したままでコミュニケーションが成立する状況。また、個人情報の匿名化が進行した状態をいう。