ぶ‐しゅうげん【不祝言】
「不祝儀(ぶしゅうぎ)」に同じ。
ほうらい‐かざり【蓬莱飾り】
関西で、新年の祝儀の飾り物の一。三方(さんぼう)の盤の上に白米を盛り、熨斗鮑(のしあわび)・搗(か)ち栗・昆布・野老(ところ)・馬尾藻(ほんだわら)・橙(だいだい)・海老(えび)などを飾ったもの...
ほうらい‐だい【蓬莱台】
1 蓬莱山をかたどって作った山形の台。その上に、松竹梅・鶴亀・翁(おきな)と嫗(おうな)などを取り合わせて飾り、祝儀に用いるもの。蓬莱山。 2 「蓬莱飾り」に同じ。
ほくしゅう【北州】
清元。本名題「北州千歳寿(ほくしゅうせんねんのことぶき)」。大田蜀山人(おおたしょくさんじん)作詞、川口お直作曲。文政元年(1818)発表。江戸新吉原の四季の風物を歌ったもので、「梅の春」ととも...
ほと‐ほと
[副]戸などをたたく音や、斧(おの)で木を切る音などを表す語。「父が—と扉をたたいて」〈康成・青い海黒い海〉 「宮造る飛騨の匠の手斧(てをの)音—しかるめをも見しかな」〈拾遺・雑恋〉 [名]...
ぽち
[名] 1 小さい点。また、小さい突起。ちょぼ。ぽつ。ぽっち。「字の横に—を打つ」 2 (関西地方で)雇い人や芸者への、心づけ。祝儀。チップ。 [接尾]⇒ぽっち[接尾]
ぽち‐ぶくろ【ぽち袋】
心づけ・お年玉などを入れる小さな紙袋。祝儀(しゅうぎ)袋。
まき‐ずるめ【巻き鯣】
巻いて輪切りにしたするめ。婚礼のときなどに、酒のさかなとして形式的に出す祝儀物。
まつのみどり【松の緑】
長唄。杵屋六翁(4世六三郎)が、娘の改名披露の祝賀曲として作曲。天保11〜安政2年(1840〜1855)の成立。素踊りとしても用いられる。 うた沢。仮名垣魯文作詞、哥沢土佐太夫作曲。芝派だけ...
もち‐うち【望打ち】
正月14・15日の小正月に、祝い棒を持って行う予祝儀礼。また、その祝い棒。果樹をたたくなどして収穫の豊穣を予祝する。なり木責め。なり祝い。望ぎり。