ちょう‐はながた【蝶花形】
祝宴のときに用いる銚子(ちょうし)などにつける飾り。白紙をチョウの形に折って、紅白の水引をかけたもの。チョウは酒の毒を消すということから用いられる。蝶形。
ていおん‐はなび【低温花火】
祝宴や舞台の演出など、主に屋内で使用される花火。黒色火薬のかわりに、燃焼時の煙が少ないニトロセルロースや、燃焼温度が低いチタンなどの金属粒が含まれる。ローカロリー花火。室内花火。ジャーブ。
にひゃっかいき【二百回忌】
笙野頼子の短編小説。祖先が蘇り、生者と混じって祝宴を開くという二百回忌の様子を、マジックリアリズムと純文学の文体で表現する。平成6年(1994)刊行。同年、第7回三島由紀夫賞受賞。
はたご‐ぶるい【旅籠振るひ】
旅の出立または到着のときに催す祝宴。旅籠振る舞い。「—のあるじする日」〈宇津保・祭の使〉
はな‐たうえ【花田植(え)】
中国地方の山間部で、太鼓・笛・鉦(かね)などを鳴らしながらする大田植え。牛供養や祝宴を催すこともある。囃子田(はやしだ)。
ひきで‐もの【引(き)出物】
《もと、馬を庭に引き出して贈り物にしたところから》祝宴のときなどに、主人から招待客におくる贈り物。引き物。
ま‐いわい【間祝(い)/万祝(い)】
1 意外な大漁があったとき、漁業主が漁師・関係者・知人などを招いて祝宴を開くこと。まんいわい。 2 「間祝い着」の略。
もみじ‐の‐が【紅葉賀】
紅葉のころに催す賀の祝宴。また、紅葉の木陰で宴を開くこと。《季 秋》「—わたしら火鉢あっても無くても/青畝」 源氏物語第7巻の巻名。光源氏18歳から19歳。源氏が舞を舞った紅葉のころの祝宴と...