よう‐えい【揺曳】
[名](スル)ゆらゆらとただようこと。また、音などがあとまで長く尾を引いて残ること。「霞(かすみ)が山麓に—する」「一種神秘の雰囲気が—しているように思われて」〈寅彦・物売りの声〉
よるのさんか【夜の讃歌】
《原題、(ドイツ)Hymnen an die Nacht》ノバーリスの詩。1800年、文芸誌「アテネーウム」に発表。15歳で亡くなった婚約者ゾフィーの墓での神秘的体験に基づく作品。
ルハバッド‐びょう【ルハバッド廟】
《Ruhobod Maqbarasi》ウズベキスタン南東部の古都サマルカンドにある霊廟。グリアミール廟の北側に位置する。14世紀の建造。神秘主義者シェイヒ=ブルハネッディン=サガルジを祭る。預言...
れい‐き【霊気】
神秘的な気配・雰囲気。「神域の—にふれる」
れい‐こう【霊光】
霊妙な光。神秘的な光。
れい‐みょう【霊妙】
[名・形動]人知でははかり知れないほどに、奥深くすぐれていること。神秘的な尊さをそなえていること。また、そのさま。「—な楽の音」「—不可思議」
れい‐もつ【霊物】
霊妙なもの。神秘的な力のあるもの。れいぶつ。「昔より—にて」〈十訓抄・一〇〉
ロマン‐しゅぎ【ロマン主義】
《romanticism》18世紀末から19世紀にかけて、ヨーロッパに興った芸術上の思潮。古典主義・合理主義に反抗し、感情・個性・自由などを尊重、自然との一体感、神秘的な体験や無限なものへのあこ...
ローエングリン【(ドイツ)Lohengrin】
ワグナー作曲のオペラ。3幕。作曲者自身の台本により、1850年初演。中世の叙事詩や白鳥の騎士の伝説をもとにしたもので、幻想的・神秘的な場面が人気を得た。