ハンチントン‐びょう【ハンチントン病】
手・四肢・顔などの不随意運動と精神症状・行動異常・認知障害などを主な症状とする進行性の神経変性疾患。常染色体顕性遺伝性の疾患で、30〜40歳代で発症することが多い。大脳の線条体で神経細胞が変性・...
ハント‐しょうこうぐん【ハント症候群】
耳にできる帯状疱疹(たいじょうほうしん)を主症状とする病気。米国の神経科医ラムゼー=ハント(Ramsay Hunt)が報告。ラムゼーハント症候群。耳ヘルペス。
はんぷくけいずがいじきしげき‐りょうほう【反復経頭蓋磁気刺激療法】
磁気エネルギーを使って脳の局所を電気的に刺激する治療法。頭皮の上から専用の電磁コイルをあてて、脳内に微弱な渦電流を発生させることにより、大脳皮質の神経細胞を刺激し、脳の機能を調整する。これを繰り...
バイオニクス【bionics】
生物のもつ感覚や神経、制御などの機能を応用する工学。そのような機能を工学的に作り、活用することをめざす。生体工学。
ばい‐どく【梅毒/黴毒】
代表的な性病。病原体はトレポネマ‐パリズムで、主に性行為により感染し、母親から胎児に感染することもある。約3週間の潜伏期を経て発病し、陰部にしこり・潰瘍(かいよう)ができる(第1期)。3か月ほど...
ばしょ‐さいぼう【場所細胞】
動物がある特定の場所を通過するときにだけ発火する神経細胞。脳の海馬に存在。1971年、米国出身の神経科学者ジョン=オキーフらが、行動中の齧歯(げっし)類の脳内の電位を直接測定することによって発見...
パニック‐しょうがい【パニック障害】
不安神経症の一。突発的に強い不安感におそわれ、動悸(どうき)、めまい、体のしびれなどの発作がくり返し起こる。次いで、発作の再発に対する恐怖感にもおそわれる。パニック症。PD(panic diso...
パフトキシン【pahutoxin】
海産毒の一つ。ハコフグ科の魚類の皮膚から分泌される神経毒であり、他の魚に加え、ハコフグ自体にも毒性を及ぼす。化学式C23H46ClNO4 オストラシトキシン。
パーキンソン‐びょう【パーキンソン病】
脳底部にある線条体などが変性し、ドーパミンが不足するために起こる疾患。手指の震え、筋肉のこわばりなどから始まり、徐々に進行して高度の運動障害がみられるようになる。中年以降に多い。英国の医師パーキ...
ひか‐そしき【皮下組織】
皮膚の真皮の下部にある結合組織。主に脂肪細胞からなり、血管・神経が走る。