ニケ【Nīkē】
ギリシャ神話の勝利の女神。ローマ神話のビクトリアにあたる。翼をもつ若い女神として描かれ、エーゲ海のサモトラケ島出土の像はギリシャ美術の傑作。→サモトラケのニケ
にっ‐てんし【日天子】
太陽を神格化したもの。インド神話の神で、仏教に取り入れられた。観世音菩薩の変化身ともいい、密教では日天とよばれ、仏法守護の十二天の一。図像では、5馬または7馬に乗る。日光天子。 太陽。「毎朝...
ににぎ‐の‐みこと【瓊瓊杵尊/邇邇芸命】
日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫。天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)の子。天照大神の命令で、葦原の中つ国を統治するため、高天原(たかまがはら)から日向(ひゅうが)高千穂峰に天...
にほん‐しんわ【日本神話】
日本で伝えられた神話の総称。古事記・日本書紀の神々についての記載を中心とし、古語拾遺の中の氏族伝承、風土記にある各地の伝承などを含む。天地の成り立ちから、神々の出現、神々の行為とその結果、国土の...
ニュクス【Nyx】
ギリシャ神話の夜の女神。タナトスやヒュプノスらの母とされる。ニクス。
ニンフ【nymph】
1 ギリシャ神話で、川・泉・谷・山・樹木などの精。若く美しい女性で、歌や踊りを好む。 2 不完全変態をする昆虫の幼虫。
ニンフォマニア【nymphomania】
《ギリシャ神話のニンフが語源》女性の異常な性欲亢進(こうしん)。異なる相手と頻繁に性行為を繰り返す。性的満足を得ることよりも、自己のアイデンティティーの確認などが目的と考えられている。女子色情症...
ぬしま【沼島】
淡路島の南方にある島。面積2.73平方キロメートルで、瀬戸内海国立公園の一部。日本神話にみえる磤馭慮(おのころ)島とされ、東岸に矛先の形をした高さ30メートルの巨岩、上立神岩(かみたてがみいわ)...
ネクター【nectar】
1 ギリシャ神話で、神々の飲む不老長寿の赤色の酒。ネクタル。 2 果実をすりつぶして作った植物繊維入りの濃厚なジュース。
ネソ【Neso】
海王星の第13衛星。2002年に発見された。名の由来はギリシャ神話の海のニンフ。海王星からの軌道距離は平均で4860万キロ、最も離れると7200万キロ(地球と月の距離の約190倍)に達し、太陽系...