まつり【祭(り)】
1 神仏・祖先をまつること。また、その儀式。特定の日を選んで、身を清め、供物をささげて祈願・感謝・慰霊などを行う。祭祀(さいし)。祭礼。俳諧では特に夏祭をさす。《季 夏》「宵に睡(ね)て又目の醒...
まつり‐ばやし【祭り囃子】
神社の祭礼の際に、山車(だし)や屋台の上などで行われる囃子。多く太鼓・笛を主にして、鉦(かね)をあしらう。《季 夏》
まん‐どう【万灯】
1 数多くの灯火。 2 四角い枠に紙をはって箱形にし、「某社御祭礼・氏子中・子供中」などと書き、下に長い柄をつけてささげ持つもの。祭礼などに、中に灯火をともして担ぎ歩いたり飾ったりする。万度(ま...
みかげ‐まつり【御蔭祭】
賀茂(かも)の祭の前儀として、5月12日(もとは陰暦4月の中の午(うま)の日)に行われる下鴨神社の祭礼。比叡山麓の御蔭神社から神霊を本社に移す神事。
みこし‐あらい【神輿洗い】
祭礼の前後に神輿を洗い清める儀式。特に、京都八坂神社の祇園会(ぎおんえ)の際に鴨川で行われるものをいう。《季 夏》
みこし‐ふり【神輿振り】
《「みこしぶり」とも》 1 祭礼のとき、担いだ神輿を威勢よく振り動かすこと。 2 昔、比叡山延暦寺の僧徒が、朝廷に強訴するとき、日吉(ひえ)神社の神輿を先に立てて入京したこと。
みこし‐やどり【神輿宿り/神輿舎り】
祭礼などのときに神輿を仮に安置する所。御旅所(おたびしょ)。また、神輿をしまっておく倉。
みや‐ずもう【宮相撲】
祭礼の際など、神社の境内で奉納興行される相撲。《季 秋》「べったりと人の生(な)る木や—/一茶」
みんぞく‐げいのう【民俗芸能】
民間の風俗・習慣・信仰に根ざして伝承されてきた芸能。祭礼・法会などに伴うものが多い。郷土芸能。
むら‐ずもう【村相撲】
祭礼などのとき、村人が集まって催す相撲。