くさ‐ずもう【草相撲】
祭礼などで行う素人の相撲。また、野外で行う遊びの相撲。《季 秋》
くしもと‐ぶし【串本節】
和歌山県串本地方の民謡。幕末ごろ、他国の門付けが伝えたものといわれる。囃子詞(はやしことば)から「オチャヤレ節」とよばれ、祭礼の御輿(みこし)行列に歌われていた。のち座敷歌となり、大正末期に全国...
くらま‐の‐ひまつり【鞍馬の火祭】
鞍馬寺境内にある由岐神社で、10月22日夜に行われる祭礼。若者が松明(たいまつ)をかついで回り、沿道に立て並べた松明の列に火をつけ、一面が火の海となった中を神輿(みこし)が渡御する。《季 秋》
ぐ‐ぶ【供奉】
[名](スル) 1 行幸や祭礼などのときにお供の行列に加わること。また、その人。おとも。「鳳輦(ほうれん)の前後を守護し美々しく—し給える有状」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 《「くぶ」とも》「内供...
けんか‐まつり【喧嘩祭(り)】
氏子や参詣人が争い合うことを特色とする祭り。お札(ふだ)を取り合うもの、押し合いをしてその年の豊凶を占うもの、悪口を言い合うものなどがある。岐阜県関市の鞍知白山神社の祭礼、大分県の宇佐八幡宮の夏...
ケンコー【Qenqo】
ペルー南部の都市クスコの北郊にある、インカ帝国時代の遺跡。表面にさまざまな加工を施した巨大な石灰岩があり、宗教的祭礼の場だったと考えられている。
げんじょ‐ぶし【玄如節】
福島県会津地方の民謡。祭礼の夜籠もりの際の掛け合いから始まったもの。民謡「会津磐梯山(あいづばんだいさん)」の歌詞に転用されている。
こさつき‐え【小五月会】
近江(おうみ)坂本(滋賀県大津市)の日吉(ひえ)大社や奈良の春日大社で陰暦5月9日に行われた祭礼。小五月祭。
こ‐ぞく【古俗/故俗】
昔の風俗。古くからのしきたり。「—を今に伝える祭礼」
こだいけんきゅう【古代研究】
折口信夫の著書。3巻。昭和4〜5年(1929〜1930)刊。民俗学に基づいた文学の発生的研究や古代信仰・祭礼などの考察を体系化したもの。