かん‐ろく【干禄】
《「干」は干(もと)める意》 1 俸禄を求めること。仕官を望むこと。 2 幸いを求めること。
かん‐ろく【貫禄】
からだつきや態度などから感じる人間的重みや風格。身に備わった威厳。時に、「見かけは貫禄たっぷりだけどね」のように肥っていることをからかって、また、ばかにして使うことがある。「—がつく」「—がある...
きょうろく【享禄】
室町後期、後奈良天皇の時の年号。1528年8月20日〜1532年7月29日。
き‐ろく【季禄】
律令制で、在京の官人および大宰府・壱岐・対馬の官人に位階に応じて支給した禄。春・秋の2季に分け、絁(あしぎぬ)・綿・布・糸などを支給した。
げんろく【元禄】
江戸中期、東山天皇の時の年号。1688年9月30日〜1704年3月13日。 1 「元禄袖」の略。 2 「元禄模様」の略。
こう‐ろく【厚禄】
手あつい俸禄。高禄。
こう‐ろく【高禄】
高額の俸禄。多額の禄高。「—を食(は)む」
しゃく‐ろく【爵禄】
爵位と俸禄。
しょうてん‐ろく【賞典禄】
明治維新の際、倒幕に功績のあった公卿・大名・士族に家禄のほかに賞与として賜った禄。永世禄・終身禄・年限禄の3種。明治9年(1876)廃止。
しょう‐ろく【小禄/少禄】
わずかの禄高。微禄。「—の身」⇔大禄。