やまどり‐ぜんまい【山鳥薇】
ゼンマイ科の多年生のシダ。山地の湿原に群生。栄養葉は長さ約60センチで、羽状に分かれ、胞子葉は小形で、2回羽状に分かれる。若芽は食用。
やまどり‐たけ【山鳥茸】
イグチ科のキノコ。夏から秋、広葉樹林の地上に生え、高さ10〜15センチ。傘は半球形をし、表面は褐色。茎は太く、表面に網目模様がある。世界に広く分布し、欧米では乾燥させた幼菌をスープなどに用いる。
やま‐なし【山梨】
1 バラ科の落葉高木。山地に生え、葉は卵形で先がとがり、互生する。4月ごろ、白い5弁花が咲き、ナシに似た小さい実がなるが、食用にはならない。やまりんご。《季 秋 花=春》「—の花まづ白く峡(かひ...
やまなしえいわ‐だいがく【山梨英和大学】
山梨県甲府市にある私立大学。明治22年(1889)設立の山梨英和女学校を源流として、平成14年(2002)に開設された。人間文化学部の単科大学。
やまなし‐だいがく【山梨大学】
山梨県甲府市にある国立大学法人。山梨工業専門学校・山梨師範学校・山梨青年師範学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。平成14年(2002)山梨医科大学と統合し、医学部を設置。平成...
やま‐ならし【山鳴】
ヤナギ科の落葉高木。山地の日当たりのよい所に生える。葉は互生し、広卵形で、葉柄は長い。風にゆらいだ葉が触れ合って音をたてる。雌雄異株。春、葉より先に花をつけ、雄花穂は赤褐色、雌花穂は黄緑色で、下...
やま‐にがな【山苦菜】
キク科の越年草。山野に生え、高さ約1メートル。アキノノゲシに似るが、葉は卵形で、羽状に裂けているものもある。8、9月ごろ、黄色の小さい頭状花を多数つける。
やま‐ね【山鼠/冬眠鼠】
齧歯(げっし)目ヤマネ科の哺乳類。体長7〜8センチ、尾長4〜5センチ。体つきは丸く、灰茶色で背に黒い縦線が1本あり、尾に長毛がある。山林にすみ、樹上性で、果実・昆虫などを食べる。冬は木の穴などで...
やま‐ねこ【山猫】
1 山野にすむ猫。野生化した猫。のらねこ。 2 ネコ科の哺乳類のうち、小形の野生種の総称。リビアヤマネコ・オオヤマネコ・オセロットなど。日本ではツシマヤマネコ・イリオモテヤマネコがすむ。 3 鎌...
やま‐の‐いも【山の芋/薯蕷】
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。山野に自生。芋は円柱形でナガイモより細く、長さ1メートルにもなる。葉は先がとがり、基部が心臓形で、対生する。雌雄異株。夏、葉の付け根に花をつけ、雄花穂は直...