うべ【郁子】
アケビ科の植物ムベの別名。
うま【馬】
《「馬」の字音「マ」から変化したものという。平安時代以降「むま」と表記されることが多い》 1 奇蹄(きてい)目ウマ科の哺乳類。体は一般に大形で、顔が長く、たてがみがあり、長い毛の尾がある。力強く...
うまおい‐むし【馬追虫】
キリギリス科の昆虫。体長は翅(はね)の先まで2.8〜3.6センチ。体は緑色で、背に黒褐色のすじがある。前脚と中脚のすねに長いとげがあり、他の昆虫を捕食。雄の鳴き声はスイーッチョと聞こえ、馬子が馬...
うま‐ごやし【馬肥やし/苜蓿】
マメ科の越年草。高さ30〜60センチで、茎の下部は地上をはう。葉は3枚の小葉からなる複葉。春、黄色の小さな蝶形の花をつける。ヨーロッパの原産で、江戸時代に渡来し野生化。緑肥や牧草とする。からくさ...
うま‐すぎごけ【馬杉蘚】
スギゴケ科のコケ。山中の日陰地に群生し、高さ10〜15センチ。葉は長さ1センチほどで杉の若芽の形をしている。
うま‐すげ【馬菅】
カヤツリグサ科の多年草。水辺に生え、高さ50〜60センチで、スゲの中でも特に大きい。初夏、茎の先に白茶色がかった雄花の穂、その下に淡緑色の雌花の穂をつける。
うま‐ぜり【馬芹】
セリ科の多年草トウキ(当帰)の別名。
うまづら‐はぎ【馬面剝】
カワハギ科の海水魚。全長約30センチ。体は長楕円形で著しく側扁し、ひれは緑青色。口の先から目までが長い。皮は鮫肌(さめはだ)状で硬い。皮をはいで干物・吸い物・味噌汁などにする。
うま‐の‐あしがた【馬の足形/毛茛】
キンポウゲ科の多年草。山野に生え、高さ40〜60センチ。葉は手のひら状で三〜五つに裂けている。初夏、黄色い5弁花を開く。八重咲き種をキンポウゲという。有毒。こまのあしがた。おこりおとし。《季 春》
うまのお‐ばち【馬の尾蜂】
コマユバチ科のハチ。体長2センチくらい。体は黄赤色で翅(はね)に暗褐色の斑紋がある。雌は約15センチもある産卵管をもち、樹幹の中にすむシロスジカミキリの幼虫に卵を産みつける。ばびほう。