しょう‐りょう【称量/秤量】
[名](スル)《「称」「秤」は、はかる意。「秤量」は慣用読みで「ひょうりょう」とも》はかりにかけて、重量をはかること。転じて、事物の多少・軽重などを考え合わせること。「両者の立場を—する」
はかり【秤】
《「計り」と同語源》物の重さをはかる道具。天秤(てんびん)・ぜんまい秤など。
はかり‐ざ【秤座】
江戸時代、幕府の特許によって、全国の秤の製造・検定・頒布を独占した座。江戸と京都におかれ、江戸秤座は守随氏、京都秤座は神(じん)氏が管掌。
はかり‐ざお【秤竿】
竿秤(さおばかり)の竿。木製や金属製の細長い棒に、目盛りが刻んである。
はかり‐ざら【秤皿】
秤の付属具で、はかろうとする物をのせる平たい皿。
秤(はかり)に掛(か)・ける
1 秤で重さをはかる。 2 物事を比べてその利害・得失を考える。天秤(てんびん)に掛ける。「どちらにつくほうが得か—・けて行動する」
はかり‐め【秤目】
1 秤竿(はかりざお)に刻んである目盛り。 2 はかった重さ・分量。量目(りょうめ)。
ひょう‐どう【秤動】
《「しょうどう」の慣用読み》天体が自転・公転するとき、回転が完全には一定にならず、ある角度内を振動する現象。釣り合った天秤(てんびん)が揺れ動くように運動するところからいう。
ひょう‐りょう【秤量】
[名](スル)《「しょうりょう」の慣用読み》 1 「称量(しょうりょう)」に同じ。「薬を—する」 2 はかりで正確にはかることのできる最大限の重さ。「—二〇キロのはかり」
ひょうりょう‐かへい【秤量貨幣】
⇒称量貨幣(しょうりょうかへい)