あきっ‐ぽ・い【飽きっぽい】
[形]やることが長続きせず、すぐに飽きてしまうさま。飽きやすい。「移り気で—・い性質」 [派生]あきっぽさ[名]
あだ‐びと【徒人】
1 浮気者。移り気な人。「この君もいとものうくして、すきがましき—なり」〈源・帚木〉 2 風流を解する人。「—と樽を棺(ひつぎ)に呑(のみ)ほさん/重五」〈冬の日〉
うつし‐ごころ【移し心】
移りやすい心。移り気。「いで人は言のみぞよき月草の—は色ことにして」〈古今・恋四〉
うわ‐き【浮気/上気】
[名・形動](スル) 1 一つのことに集中できず心が変わりやすいこと。また、そのさま。移り気。「—な性分で何にでも手を出す」 2 (性愛の対象として)特定の人に心をひかれやすいこと。また、そのさ...
こころ‐みじか・し【心短し】
[形ク] 1 気が短い。気ぜわしい。せっかちである。「春の花、いづれとなくみな開け出づる色ごとに目を驚かぬはなきを、—・くうち捨てて散りぬるが」〈源・藤裏葉〉 2 飽きっぽい。移り気だ。「たのも...
た‐じょう【多情】
[名・形動] 1 情が深くて、感じやすいこと。また、そのさま。「—な青年期」「—多感」 2 異性に対する心が移りやすいこと。また、そのさま。移り気。「—な人」
たじょう‐ぶっしん【多情仏心】
感じやすく移り気であるが、人情にあつい性質。 [補説]書名別項。→多情仏心
チャーン【churn】
《英語で「かき混ぜる」「激しく動く」の意》移り気な顧客。携帯電話やインターネット接続など、複数の企業が同種のサービスを提供する中で、より条件のよいものに次々と乗り換える顧客を指す。