い‐りょう【威稜】
天子の威光。稜威。みいつ。
がん‐りょう【岩稜】
岩の尾根。岩尾根。「—登攀」
さん‐りょう【三稜】
1 稜(かど)が三つあること。また、そのもの。三角。 2 ウキヤガラの塊茎の表皮をはいで乾燥させたもの。漢方で通経・催乳薬などに用いる。
さん‐りょう【山稜】
山頂から山頂へ続く峰すじ。山の尾根(おね)。
しゃ‐りょう【斜稜】
角錐(かくすい)の側面と側面とが交わる線。
そく‐りょう【側稜】
角柱・角錐の、側面と側面との交線。
そば【稜】
1 物の角(かど)。りょう。「石の—の、折敷の広さにてさし出でたるかたそばに」〈宇治拾遺・六〉 2 袴(はかま)のももだち。「ねりばかまの—高くはさみ、神璽をわきにはさみ」〈平家・一一〉 3 ブ...
ちょうこつ‐りょう【腸骨稜】
腸骨の上部にある湾曲した縁の部分。
てんしかん‐りょう【転子間稜】
大腿骨の上部にある大転子と小転子という2つの突起を結ぶ細長い隆起。→転子間線
りょう【稜】
1 かど。すみ。「氷は、あっちこっちの滑かな—を見せて」〈里見弴・大道無門〉 2 多面体の、隣り合う二つの面が交わってできる線分。 3 医学で、比較的長く伸びている隆起した部分。「腸骨—」