梅(うめ)は食(く)うとも核(さね)食(く)うな、中(なか)に天神(てんじん)寝(ね)てござる
《「核」は、生梅の種。また、種の仁は飛梅の伝説から、俗に天神様と呼ばれる》生梅の種には毒があるから食べてはいけないという戒め。
うめ‐ばち【梅鉢】
紋所の名。一重の梅の花を正面から見た形を図案化したもの。剣梅鉢・星梅鉢などの種類がある。
う・める【埋める】
[動マ下一][文]う・む[マ下二] 1 ある部分・範囲を物でふさぐ。 ㋐くぼんでいるところに物を詰めて、くぼみをなくす。「城の堀を—・める」 ㋑穴などに物を入れ、上に何かをかぶせて見えなくする。...
うめ‐わん【梅椀】
5種類の椀種を入れたすまし汁。白身魚やえび、しいたけなどを用いることが多い。椀種を、5枚の梅の花びらになぞらえた名という。
うもう‐だに【羽毛蜱】
ウモウダニ科のダニの総称。体長0.4ミリほど。雄の第3脚が極端に肥大している。鳥の羽毛や皮膚の落ちくずを食べ、鳥の種ごとに別種のウモウダニが寄生する。
うもれ‐ぎ【埋(も)れ木】
1 地層中に埋まった樹木が長年の間に炭化して化石のようになったもの。亜炭の一種で、木目が残っており、質は緻密(ちみつ)。仙台地方に多く産し、細工物の材料。 2 世間から見捨てられて顧みられない人...
う・ゆ【植ゆ】
[動ヤ下二]《「う(植)う」が室町時代以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「うゆる」となる例が多い》「植える」に同じ。「諸共に災ひの種を—・ゆるなり」〈仮・浮世物語・四〉
うらしま
日本の海洋研究開発機構が所有する自律型の深海巡航探査機。平成10年(1998)より開発開始。母船とケーブルで接続されず、搭載した蓄電池または燃料電池を動力源とする。慣性航法および音響による位置検...
ウラン【(ドイツ)Uran】
アクチノイドに属する天然放射性元素の一。単体は銀白色の金属。閃(せん)ウラン鉱(ピッチブレンド)やカルノー石などに含まれる。天然に存在するウランの同位体は3種あり、質量数238が99.276パー...
ウラン‐けいれつ【ウラン系列】
ウラン238からラジウム226を経て鉛206に至る天然放射性核種の崩壊系列。質量数がすべて4n+2(nは整数)で表される。ウラン‐ラジウム系列。