きょくていばきんいこう【曲亭馬琴遺稿】
森田誠吾の長編小説。昭和56年(1981)刊行。曲亭馬琴の晩年を描く。第85回直木賞の候補作。
ぎょく‐こう【玉稿】
⇒ぎょっこう(玉稿)
ぎょっ‐こう【玉稿】
りっぱな原稿。相手を敬って、その原稿をいう語。
く‐こう【句稿】
俳句の原稿。
ぐ‐こう【愚稿】
自分の詩歌や文章などの原稿をへりくだっていう語。拙稿。
けってい‐こう【決定稿】
それ以上あらためる必要のない原稿。完成した原稿。⇔未定稿。
げいしこう【鯨史稿】
江戸後期の動物学書。6巻。大槻平泉(清準)著。文化・文政年間(1804〜1830)ごろ成立。鯨の名義・種類や、捕鯨業の実情などを論じたもの。図解も多く、記述は具体的である。
げん‐こう【原稿】
1 印刷・公表するもののもとになる文章・書画・写真など。特に、その目的で文章を書いたもの。「—を執筆する」「—の締め切り」「写真—」 2 演説・講演などの草案。「—を棒読みする」
こう【稿】
詩や文章などの下書き。原稿。「—を起こす」「—を脱する」
こう【稿】
[常用漢字] [音]コウ(カウ)(呉)(漢) [訓]わら 文章の下書き。「稿料/遺稿・起稿・寄稿・玉稿・原稿・拙稿・草稿・脱稿・投稿」 [補説]「稾」は異体字。