はんしゃ‐げんこう【反射原稿】
《reflective manuscript》光を反射して見る原稿のこと。印刷された紙やプリント写真などがこれに相当する。スキャナーで画像を読み取る際、この反射原稿と透過原稿を区別することがある。
びゃくやうこう【白夜雨稿】
有島生馬の随筆集。大正13年(1924)刊行。文学・美術論や紀行文、震災の記録など内容は多岐に渡る。
ふっ‐こう【腹稿】
《「唐書」王勃伝から》文章を書くとき、まず心の中で文案を練り上げること。また、その案。
ほん‐こう【本稿】
1 もとになる原稿。 2 この原稿。 [アクセント]1はホンコウ、2はホンコウ。
まん‐こう【満稿】
新聞や雑誌、テレビやラジオ番組などで、上限とする広告枠いっぱいに広告が入ること。満広。
みてい‐こう【未定稿】
まだ完全に仕上がっていない原稿。
みんしこう【明史稿】
中国の史書。清の王鴻緒が勅命によって撰。1723年成立。本紀19巻、志77巻、表9巻、列伝205巻の全310巻で、本紀は未完。勅定を経ないため稿と称される。
もりさだまんこう【守貞漫稿】
江戸後期の風俗誌。全34巻。喜田川守貞著。嘉永6年(1853)成立、その後も加筆。京坂・江戸の風俗を図解して考証したもの。近世風俗研究に重要な資料で、明治41年(1908)に「類聚近世風俗志」の...
よ‐こう【予稿】
前もって書いておく概要。本稿に対していう。
よてい‐こう【予定稿】
新聞や雑誌などで、事前に生じることが予測できる重要な出来事について、即応できるように準備しておく原稿。