そら‐の‐げんかんぐち【空の玄関口】
《その土地への航空機の入り口になることから》空港のこと。
そら‐のごい【空拭ひ】
ふき取るふりをすること。「—をして、さらにこそ白まね」〈源・末摘花〉
そらのはてまで【空の果てまで】
高橋たか子の小説。昭和48年(1973)刊。短編小説でデビューした著者による初の長編作品。同年、第13回田村俊子賞受賞。
そら‐の‐びん【空の便】
航空機を利用した人や物資などの輸送。空の足。「台風で—に遅れが出る」
そら‐はずか・し【空恥づかし】
[形シク]なんとなく恥ずかしい。「世にあらむ事こそまばゆくなりぬれと怖(おそ)ろしく—・しき心地して」〈源・若菜下〉
そら‐ばか【空馬鹿】
馬鹿なふりをすること。「織田信長なんぞも始めは—を遣って居たぜ」〈滑・七偏人・初〉
そら‐ばし【空箸】
嫌い箸の一。一度箸をつけておきながら、取らずに箸を引いてしまうこと。
そら‐ばら【空腹】
1 腹痛らしくみせかけること。「あら腹痛(いた)や、痛や痛やと—病めど」〈浄・丹波与作〉 2 切腹のふりをすること。「—切って城を落ちしは忠信が謀(はかりごと)」〈浮・万金丹・四〉 3 腹を立て...
そら‐ひじり【空聖】
名ばかりのひじり。にせひじり。えせ聖人(しょうにん)。「仁俊は女心あるものの—たつる、など申しけるを」〈著聞集・五〉
そら‐びき【空引き】
「空引き機(ばた)」の略。