くう【空】
[名] 1 天と地との間。大空(おおぞら)。空間。「—を切る」「—をつかむ」 2 《(梵)śūnyaの訳。うつろであること、ない、の意》仏語。すべての事物はみな因縁によってできた仮の姿で、永久...
くう【空】
[音]クウ(呉) [訓]そら あく あける から むなしい すく うつろ [学習漢字]1年 〈クウ〉 1 そら。「空間・空気・空中/滑空・虚空(こくう)・航空・上空・低空・天空・碧空(へきくう...
くう‐くう【空空】
[名]仏語。宇宙間の一切の存在はすべて空であり、その空であるという道理自体も空であるということ。 [ト・タル][文][形動タリ] 1 何もないさま。むなしいさま。「—たる蒼穹(そうきゅう)」...
くがつのそら【九月の空】
高橋三千綱の小説。剣道を通じ成長する高校生の姿を描く。昭和53年(1978)発表。同年、第79回芥川賞受賞。
くもい‐の‐そら【雲居の空】
1 雲のある大空。「はかなくて煙となりし人により—の睦(むつま)じきかな」〈和泉式部集・上〉 2 遠く離れた所。また、宮中。「君は三笠の山高み—にまじりつつ」〈増鏡・おどろの下〉
くもり‐ぞら【曇(り)空】
雲におおわれていて、日のささない空。
こう‐くう【公空】
国際法上、どの国の領有ともされていない空間。公海や無主地の上空をいう。
こう‐くう【航空】
航空機などに乗って空中を飛行すること。「民間—」
こう‐くう【高空】
空の高いところ。⇔低空。
こう‐しんくう【高真空】
日本のJIS(日本産業規格)で定められた真空の区分の一。真空度が10−5〜0.1パスカルをさす。大気圧で示すと、上空約90〜250キロメートルの圧力範囲に相当する。→低真空 →中真空 →超高真空