うき・でる【浮(き)出る】
[動ダ下一] 1 表面に浮いて現れる。「汗が額に—・でる」 2 模様・形などが、周囲や背景から浮き上がったようにはっきり見える。「青空の中に雪の頂が—・でる」
うき‐ぶくろ【浮(き)袋/浮き嚢】
1 泳ぐとき、沈まないようにからだにつける道具。ゴム・ビニールの袋に空気を満たしたもの。また、船に装備する救命具の総称。 2 (「鰾」とも書く)硬骨魚類の腸の辺りにある、透明な膜状で内部に気体の...
う・く【浮く】
[動カ五(四)] 1 物が底や地面などから離れて水面や空中などに存在する。うかぶ。「からだが海面に—・く」⇔沈む。 2 表面に現れ出る。「赤潮のため魚が大量に—・いた」「肌に脂が—・く」 3 ...
う‐くう‐ちゅう【有空中】
仏語。有教・空教・中道教の総称。三時(さんじ)教。
うけ【槽】
空の入れ物。たらいのような容器。うけぶね。「天の石屋戸(いはやと)に—伏せて踏みとどろこし」〈記・上〉
うけ‐て【受(け)手】
1 受ける側の人。受け取り手。 2 情報などを受け取る側。⇔送り手。 3 空手(からて)などで、相手からの手を受ける手。
う‐じゅ【迂儒】
書物のことしか知らず、世事に疎い学者。「—諸生の空論、一二外人の邪説を聴き」〈東海散士・佳人之奇遇〉
うす‐あお【薄青】
1 かすかに青みを帯びている色。 2 染め色の名。淡い青色。空色。古代・中世では淡い緑色をいった。 3 織り色の名。縦糸は青、横糸は白。 4 襲(かさね)の色目の名。表は薄青、裏は白。また、表は...
うす‐あかる・い【薄明るい】
[形][文]うすあかる・し[ク]かすかに明るい。「雲が切れて—・い空」
うす‐ぎぬ【薄衣】
薄い着物。うすごろも。「かの脱ぎ滑(すべ)したると見ゆる—を取りて」〈源・空蝉〉