うす‐ぐもり【薄曇(り)】
空がほぼ全体的に薄く雲に覆われていること。また、そのような天気。気象用語としては、雲量が9以上で、巻雲・巻層雲・巻積雲の雲量が、他の雲より多い場合をいう。
うす‐ぐも・る【薄曇る】
[動ラ五(四)]雲や霞(かすみ)が薄く一面にかかって空を覆う。「空が、急にさっと—・ると」〈有島・生れ出づる悩み〉
うず【渦】
1 螺旋(らせん)形に巡る、激しい水の流れ。空気などについてもいう。うずまき。 2 めまぐるしく動いて入り乱れている状態。「争いの—に巻き込まれる」 3 真上から1を見たような模様。 [補説]書...
うず‐うず
[副](スル) 1 ある行動をしたくて、じっとしていられないさま。むずむず。「遊びに行きたくて、—している」 2 疼(うず)くような鈍い痛みを感じるさま。「十吉は—痛む頸筋を押さえた儘(まま)」...
うずま・る【埋まる】
[動ラ五(四)] 1 物に覆われて外から見えない状態になる。「火山灰に—・る」「本に—・る」 2 穴や、欠けていたものなどがふさがる。「空席が—・る」 3 ある場所が、物や人でいっぱいになる。「...
うそ‐かえ【鷽替え】
鷽をかたどった木製の鳥を、参詣人が交換し合ったり、神官が参詣人の古い鷽を別のものに引き替えたりする行事。前年の不幸を嘘(うそ)にし、吉運に替える意という。太宰府天満宮での正月7日夕の酉(とり)の...
うそ‐ね【嘘寝】
[名](スル)「空寝(そらね)」に同じ。
うち‐あ・ける【打(ち)明ける】
[動カ下一][文]うちあ・く[カ下二] 1 人に知られたくない事実や秘密などを、思い切って隠さずに話す。うちあかす。「思いのたけを—・ける」 2 閉まっているものを勢いよくあける。「窓を—・ける...
うち‐あげ【打(ち)上げ/打(ち)揚げ】
1 空高く上げること。「気象衛星の—」 2 ㋐芝居や相撲などの興行を終えること。 ㋑事業や仕事などを終えること。また、その終了を祝う宴。 3 「打ち上げ花火」の略。 4 能楽の囃子(はやし)や歌...
うちあげ‐はなび【打(ち)上げ花火】
筒で打ち上げて上空で開かせる花火。大輪の花模様をひろげる割物(わりもの)や、それを変化させた半割(はんわり)・小割(こわり)、円形に展開しないポカなどがある。揚げ花火。