ゆ‐あげ【湯揚げ】
切り花を長持ちさせる方法の一。花に蒸気がかからないよう紙などでしっかりと覆い、茎の切り口を沸騰した湯に20〜30秒ほど浸し、その後すぐに水につけるもの。茎の中の空気を追い出して水揚げをよくする。→深水
ゆいま【維摩】
《(梵)Vimalakīrtiの音写「維摩詰(ゆいまきつ)」の略。浄名(じょうみょう)・無垢称と訳す》
維摩経の主人公として設定された架空の人物。古代インド毘舎離(びさり)城の長者で、学識に...
ゆいま‐ぎょう【維摩経】
大乗経典。梵本は散逸、チベット訳が現存。漢訳では鳩摩羅什(くまらじゅう)訳「維摩詰所説経」3巻のほか、支謙訳「維摩詰経」2巻、玄奘(げんじょう)訳「説無垢称経」6巻が現存。在家信者の維摩と文殊菩...
ゆう【悠】
[常用漢字] [音]ユウ(イウ)(呉)(漢) [訓]はるか 1 時間的・空間的に、どこまでも続くさま。はるか。「悠遠・悠久」 2 気分がゆったりしているさま。「悠然・悠長・悠揚・悠悠自適」 [名...
ゆう‐うつ【憂鬱/幽鬱/悒鬱】
[名・形動] 1 気持ちがふさいで、晴れないこと。また、そのさま。「—な顔」「責任が重くて—になる」「—な雨空が続く」 2 草木が暗くなるほどに茂ること。また、そのさま。「この樹だけは—な暗緑の...
ゆう‐えん【悠遠】
[名・形動]時間的、空間的に、はるかに遠いこと。また、そのさま。「—な(の)太古を思う」
ゆう‐くれない【夕紅】
夕方、西の空が紅色になること。また、そのような色。「もみぢ葉は入り日の影にさしそひて—に色ぞことなる」〈教長集〉
ゆう‐ぐもり【夕曇(り)】
夕方曇ること。また、その空。
ゆう‐され【夕され】
《「ゆうざれ」とも》「ゆうさり」の音変化。「—の空薄ぐもり」〈平家・二〉
ゆうしかい‐ひこう【有視界飛行】
航空機で、操縦士の視覚に頼って行う飛行。ビジュアルフライト。⇔計器飛行。