とつぜんへんい‐げん【突然変異原】
生物の遺伝子や染色体に突然変異などの異常を引き起こす要因。化学的・物理的に作用し、物質以外にも紫外線やX線などの放射線も含まれる。要因が物質の場合は、突然変異原物質または変異原物質ともいう。変異原。
とつぜんへんいげん‐ぶっしつ【突然変異原物質】
⇒突然変異原
とつぜんへんい‐せつ【突然変異説】
生物は突然変異がもとになって新しい形質を生じ進化するという進化学説。1901年、ド=フリースが提唱。現在の一般的進化学説とは異なる。
とつと‐して【突として】
[副]急に。だしぬけに。突然。にわかに。「—一条の猛焔東岸砲台の一角より起り候間」〈独歩・愛弟通信〉
とつ‐にゅう【突入】
[名](スル) 1 激しい勢いでつっこむこと。「敵陣内に—する」 2 重大な事態に入ること。「ストに—する」「戦争に—する」
とつにゅう‐でんりゅう【突入電流】
電気機器類の電源を入れた直後に、回路に突発的に流れる大電流。始動電流。インラッシュカレント。
とつ‐び【突鼻】
《鼻を突く意から》主人からとがめを受けること。きびしく責められること。また、そのような失敗をしたり、騒ぎを起こしたりすること。「申し次ぎ駿河局—に及ぶ」〈吾妻鏡・一九〉