りょう‐が【竜駕】
天子の乗用する車。りゅうが。「翌日—をめぐらして六波羅へなしまゐらせんとしけるを」〈太平記・三〉
りょう‐がん【竜頷】
《「荘子」列禦寇から》竜のあご。美しい珠のあるところ、また、それを得るために非常な危険を冒すたとえ。りゅうがん。
りょう‐せん【竜潜】
《竜が水中にひそんでいる意から》英雄・賢人が世に出ないで隠れていること。また、天子がいまだ位に就かないでいること。また、その時期や、その人。りゅうせん。
りょう‐てい【竜蹄】
「りゅうてい(竜蹄)」に同じ。「春宮は—にめされ」〈太平記・一七〉
りょう‐とう【竜頭】
《「りょうどう」とも》竜のあたま。特に、船首に取りつけた竜のあたまの装飾。また、それを取りつけた船。りゅうとう。
りょう‐ば【竜馬】
⇒りゅうめ(竜馬)
りょうまがゆく【竜馬がゆく】
司馬遼太郎による長編歴史小説。幕末維新の志士、坂本竜馬の生涯を描く。昭和37年(1962)から昭和41年(1966)にかけて「産経新聞」に連載。単行本は全5巻。著者の代表作の一つで、NHK大河ド...
りょう‐め【竜馬】
「りゅうめ(竜馬)1」に同じ。「異国(からくに)の—に等しく、千里の外に轟きたれば」〈滑・膝栗毛・発端〉
りょう‐ろう【竜楼】
1 宮殿の楼門。りゅうろう。「—鳳闕(ほうけつ)」 2 皇太子の異称。
りん‐どう【竜胆】
1 リンドウ科の多年草。山野に生え、高さ20〜60センチ。葉は先のとがった楕円形で3本の脈が目立ち、対生する。秋、青紫色の鐘状の花を数個上向きに開く。根・根茎に苦味成分を含み、漢方では干したもの...