りゅうげ‐え【竜華会】
1 滋賀県大津の園城寺(おんじょうじ)で、弥勒菩薩(みろくぼさつ)を本尊として修する法会。 2 灌仏会(かんぶつえ)の異称。 3 「竜華三会(さんえ)」に同じ。
りゅうげ‐さんえ【竜華三会】
《連声(れんじょう)で「りゅうげさんね」とも》釈迦の入滅後56億7000万年ののち、弥勒菩薩がこの世に出て、竜華樹の下で悟りを開き、人々を救済するために説法するという3回にわたる法座。竜華会。弥...
りゅうげ‐じ【竜華寺】
静岡県静岡市にある日蓮宗の寺。山号は観富山。寛文10年(1670)日近(にちごん)が創建。境内に高山樗牛(たかやまちょぎゅう)の墓がある。
りゅうげ‐じゅ【竜華樹】
弥勒菩薩がその下で竜華三会を開くとされる木。枝は竜が百宝を吐くように百宝の花を開くという。
りゅう‐こ【竜虎】
竜と虎(とら)。転じて、力量に優劣をつけがたい二人の英雄や豪傑。りょうこ。
りょう‐こ【竜虎】
⇒りゅうこ(竜虎)
竜虎(りゅうこ)相搏(あいう)・つ
力の伯仲した二人の強豪が勝負する。「—・つ見ごたえのある試合」
りゅうこう‐じ【竜口寺】
神奈川県藤沢市にある日蓮宗の寺。山号は、寂光山。文永8年(1271)の日蓮法難の地に、日法が一堂を建てたのに始まる。
りゅうこく‐だいがく【竜谷大学】
京都市伏見区に本部がある私立大学。寛永16年(1639)西本願寺境内に設立された学寮を起源とし、大教校、竜谷大学林、仏教大学を経て、大正11年(1922)旧制の竜谷大学となり、昭和24年(194...
りゅうこ‐し【竜骨車】
1 「りゅうこつしゃ(竜骨車)」の音変化。 2 「竜吐水(りゅうどすい)1」に同じ。「筒先強い—の水をくらはぬ其内に」〈伎・加賀鳶〉