どうてい‐せつ【童貞説】
聖母マリアは処女のまま聖霊によってキリストを産んだという説。
どう‐にょ【童女】
女の子供。どうじょ。「童子—の倚来(よりく)るを進め」〈滑・浮世床・二〉
どうばまんご【童馬漫語】
斎藤茂吉による評論。大正8年(1919)刊。明治43年(1910)から大正7年(1918)にかけて書かれた歌論を1冊にまとめたもの。
どう‐ぶ【童舞】
《「とうぶ」とも》舞楽で、子供のまう舞。わらわまい。
どう‐ぼく【童僕/僮僕】
召使いの少年。
どう‐もう【童蒙】
[名・形動]幼くて道理がわからないこと。また、その者や、そのさま。「—な顔の体のずんぐりした少女」〈秋声・仮装人物〉
どうもうしょういん【童蒙頌韻】
平安後期の韻書。三善為康著。天仁2年(1109)成立。詩作に便利なように、漢字の平声の文字を配列し、4字句にして音訓を施したもの。
どう‐よう【童幼】
幼い子供。幼児。
どう‐よう【童謡】
1 子供が口ずさむ歌。また、子供が作った詩歌。 2 民間に伝承されてきたわらべ歌。 3 大正期以降、子供のために作られた歌。代表的な作詞家に北原白秋・野口雨情ら、作曲家に山田耕筰・中山晋平らがい...
どうよう‐さつじん【童謡殺人】
推理小説の題材として使われる殺人の一。見立て殺人の一種で、童謡に見立てて殺人を犯すこと。アガサ=クリスティの「そして誰もいなくなった」、横溝正史の「悪魔の手毬唄(てまりうた)」などが知られる。