せん‐たん【戦端】
戦いのいとぐち。「—を開く」
せん‐たん【扇端】
扇状地の末端部。低地の平坦部とつながる部分で、伏流が湧水として湧出することが多い。
ぜっ‐たん【舌端】
1 舌の先。舌頭。 2 口先の言葉。弁舌。舌頭。「宣教師輩を—に侮弄するようの事もあって」〈蘆花・思出の記〉
ぜん‐たん【前端】
まえのはし。⇔後端。
そう‐たん【争端】
あらそいの発端。
たじ‐たたん【多事多端】
[名・形動] 1 仕事が多くて、非常に忙しいこと。また、そのさま。 2 事件がうち続き、世の中が騒がしくて穏やかでないこと。また、そのさま。
た‐たん【他端】
他のはし。もう一方のはし。
た‐たん【多端】
[名・形動] 1 複雑で多方面にわたっていること。また、そのさま。「多岐—」 2 事件や仕事が多くて忙しいこと。また、そのさま。多忙。多事。「国事—」「誠に家事—で」〈福沢・福翁自伝〉
たち‐は【立ち端/起ち端】
1 立つべき機会。また、立ち去るしおどき。「殊のほかの大酒にて、—を忘れて候」〈伽・猿源氏〉 2 立つべき場所。「下駄が重なり合って足の—がねえだ」〈滑・浮世風呂・三〉
たっ‐ぱ【立っ端/建っ端】
1 建築用語で、高さのこと。「軒の—」 2 一般的な物の高さ。また、背の高さ。「—のある俳優」