ささ‐え【小筒/竹筒】
1 酒を入れる携帯用の竹筒。「花の下へ遊山におじゃるほどに、—を先へ急いで持てけ」〈虎清狂・猿座頭〉 2 「提(さ)げ重箱」に同じ。「持たせしやり手の杉折や、かぶろが袖にさげ重の、—しつらひ」〈...
さらい【竹杷】
長い柄の先に粗い歯をつけた、熊手のような農具。土をかきならしたり、木の葉やごみなどをさらうのに用いる。さらえ。
さらえ【竹杷】
「さらい(竹杷)」に同じ。
しっ‐ぺ【竹篦】
「しっぺい(竹篦)」の音変化。
しっ‐ぺい【竹篦】
1 禅宗で、師家が参禅者の指導に用いる法具。長さ60センチ〜1メートル、幅3センチほどの、割り竹で作った弓状の棒。 2 片手の人さし指と中指とをそろえて相手の手首を打つこと。しっぺ。
しっぺい‐がえし【竹篦返し】
[名](スル)《竹篦で打たれたのを、打ち返す意から》すぐに仕返しをすること。しっぺがえし。「—を食う」
しっぺ‐がえし【竹篦返し】
「しっぺいがえし」の音変化。「甘くみると手痛い—を食う」
しない【竹刀】
《撓(しな)い竹の意》剣道で用いる竹製の刀。4本の割り竹を合わせ、切っ先に先革、手元に柄革(つかがわ)をはめ、弦(つる)と中ゆいで結び、柄革に鍔(つば)をつけたもの。
しない‐うち【竹刀打ち】
竹刀で打ち合うこと。撃剣。剣道。
しない‐づる【竹刀弦】
竹刀の背面に渡して、柄革(つかがわ)と先革とをつなぐ弦。