こつ【笏】
⇒しゃく(笏)
しゃく【笏】
束帯着用の際、右手に持つ細長い板。もとは備忘のため笏紙(しゃくし)をはるためのものであったが、のちにはもっぱら威儀を整える具となった。木や象牙で作る。さく。こつ。 [補説]「笏」の字音「コツ」が...
しゃく‐がみ【笏紙】
⇒しゃくし(笏紙)
しゃく‐し【笏紙】
朝儀に際して執務の公卿(くぎょう)・殿上人(てんじょうびと)が、備忘のために儀式の内容・次第などを書いて、笏の裏にはりつけた紙。しゃくがみ。
しゃく‐の‐き【笏の木】
イチイの別名。
さく‐ほうし【笏拍子】
⇒しゃくびょうし(笏拍子)
しゃく‐びょうし【笏拍子/尺拍子】
神楽(かぐら)や催馬楽(さいばら)などで用いる打楽器。長さ約36センチの笏を縦に二つに割ったもの。主唱者が両手に持って打ち合わせる。さくほうし。