たて‐ぶえ【縦笛/竪笛】
尺八・篳篥(ひちりき)・クラリネット・オーボエ・リコーダーなど、縦に構えて吹く笛。日本では特にリコーダーをさす場合が多い。→横笛
たぬき‐ぶえ【狸笛】
風琴(ふうきん)の上部に狸の形をしたものをつけ、それを押して鳴らす玩具。
ちゃく【笛】
ふえ。また、ふえの音。「簫(せう)、—、琴…その音も妙(たへ)なりといへども」〈沙石集・六〉
チャルメラ【(ポルトガル)charamela】
木管楽器の一。前面に七つ、背面に一つ指孔(ゆびあな)があり、先端はアサガオ状に開く。多く屋台の中華そば屋などが用いる。唐人笛。 [補説]「哨吶」「嗩吶」「南蛮笛」とも書く。
ちょうし‐ぶえ【調子笛】
弦楽器の調弦や合唱の基本の音高を決めるのに用いる小さな笛。
つの‐ぶえ【角笛】
動物の角でつくった笛。牧童などが牛や羊を追うのに用いる。
てき【笛】
[音]テキ(漢) [訓]ふえ [学習漢字]3年 〈テキ〉管楽器の一。ふえ。「汽笛・銀笛・警笛・鼓笛・牧笛・魔笛・霧笛」 〈ふえ(ぶえ)〉「草笛・口笛・角笛・横笛」 [難読]横笛(ようじょう)
とうじん‐ぶえ【唐人笛】
チャルメラ。また、らっぱ。
とう‐てき【唐笛】
1 《日本の雅楽の唐楽に用いるところから》竜笛の異称。 2 朝鮮の李王朝の雅楽に用いた横笛。長さ約45センチで、指穴は6個ある。
のう‐てき【能笛】
⇒能管(のうかん)