まき‐ぶえ【巻(き)笛】
⇒吹き戻し
まき‐ぶえ【牧笛】
牧童の吹く笛。ぼくてき。
ま‐てき【魔笛】
魔法の笛。魔力のある笛。
まてき【魔笛】
《原題、(ドイツ)Die Zauberflöte》モーツァルト作曲のオペラ。2幕。1791年ウィーンで初演。王子タミーノが魔法の笛を携えて夜の女王の娘パミーナを救い出し、彼女と結ばれるまでの物語。
みん‐てき【明笛】
明楽に用いる竹製の横笛。吹き口から先の頭部が長く、指孔は6個ある。清楽に使う清笛(しんてき)をも含めていうこともある。
むぎ‐ぶえ【麦笛】
麦の茎を切って、笛のように吹き鳴らすもの。むぎわらぶえ。《季 夏》「—や雨あがりたる垣のそと/秋桜子」
むぎわら‐ぶえ【麦藁笛】
「麦笛」に同じ。
むし‐ぶえ【虫笛】
歌舞伎で、虫などの声を表す擬音用の笛。多く竹製で、小道具方が扱う。
む‐てき【霧笛】
濃霧などで視界不良のときに、衝突事故を防ぐために船舶や灯台などが鳴らす汽笛。きりぶえ。「—信号」
もがり‐ぶえ【虎落笛】
冬の激しい風が竹垣や柵(さく)などに吹きつけて発する笛のような音。《季 冬》「一汁一菜垣根が奏づ—/草田男」