さつま‐うま【薩摩馬】
日本馬の一。江戸時代に薩摩藩で飼育・改良したもので、乗用として第一とされた。
サムイル‐ようさい【サムイル要塞】
《Samoilova tvrdina》北マケドニア西部の都市オフリドにある要塞。第一次ブルガリア帝国の皇帝サムイルにより、10世紀末から11世紀初頭にかけて建造された。オフリド湖と旧市街を一望で...
サラエボ‐じけん【サラエボ事件】
1914年6月28日、オーストリア皇太子フランツ=フェルディナント大公夫妻が、サラエボでセルビアの汎スラブ主義者に暗殺された事件。第一次大戦のきっかけとなった。
サランボー【Salammbô】
フロベールの長編小説。1862年刊。第一次ポエニ戦争直後のカルタゴを舞台に、勇将アミルカルの娘サランボーと反乱を起こした傭兵(ようへい)の指揮者マトとの悲恋を描く。
さんか‐クロム【酸化クロム】
クロムと酸素の化合物。ふつう酸化第二クロムCr2O3をいう。緑色の粉末で、ガラス・陶器の着色剤に使用。酸化第一クロムCrOは黒色の粉末、三酸化クロムCrO3は赤色の針状結晶。
さんか‐すいぎん【酸化水銀】
水銀の酸化物。 1 酸化水銀(Ⅰ)(酸化第一水銀)Hg2O 第一水銀の溶液にアルカリを過剰に加えたときに生じる黒色の沈殿物。黒降汞(こくごうこう)。黒色酸化水銀。 2 酸化水銀(Ⅱ)(酸化第二水...
さんか‐すず【酸化錫】
錫の酸化物。酸化錫(Ⅱ)(酸化第一錫)SnOは黒色粉末。酸化錫(Ⅳ)(酸化第二錫)SnO2は白色粉末。いずれも水に溶けにくい。天然には錫石として産出し、乳白ガラス・エナメルの製造などに使用。
さんか‐てつ【酸化鉄】
鉄の酸化物。 1 酸化鉄(Ⅱ)(酸化第一鉄)FeO 蓚酸鉄(しゅうさんてつ)(Ⅱ)を空気を断って熱すると得られる強磁性の黒色粉末。 2 酸化鉄(Ⅲ)(酸化第二鉄)Fe2O3 天然には赤鉄鉱として...
さんか‐どう【酸化銅】
銅の酸化物。 1 酸化銅(Ⅰ)(酸化第一銅)Cu2O 硫酸銅(Ⅱ)水溶液をフェーリング液で還元して得られる赤色の結晶性粉末。天然には赤銅鉱として産出。赤色顔料、ガラスの着色剤などに使用。亜酸化銅...
さんぎょう‐ごうりか【産業合理化】
新しい機械設備や新技術の導入、労働能率の改善などによって生産性を向上させ、利益の増大を図ること。第一次大戦後、ドイツ経済再建に当たって唱えられたのに始まる。