ささ‐の‐ゆき【笹の雪】
1 《なめらかさを笹に積もった淡雪に見立てて》絹ごし豆腐のこと。 2 豆腐料理の一。絹ごし豆腐に葛餡(くずあん)をかけたもの。江戸根岸の名物。 3 紋所の名。笹に積もった雪を図案化したもの。雪持...
ささ‐はぎ【笹矧ぎ】
シノダケで作った遊戯用の的矢(まとや)。「竹の小弓に—の矢」〈盛衰記・二〇〉
ささ‐はら【笹原】
笹が一面に生えている所。
ささ‐わら【笹原】
⇒ささはら
ささ‐ばたき【笹叩き】
1 巫女(みこ)が口寄せをするとき、両手に持った笹の葉で自分の頭をたたきながら催眠状態に入ること。また、その祈祷(きとう)やその巫女。 2 笹ですす払いをすること。また、その笹。
ささば‐も【笹葉藻】
ヒルムシロ科の多年草。河川の流水中に生える沈水植物。葉は長さ10〜20センチで細長く、しわがある。夏、葉の付け根から花柄を出し、黄緑色の小花をつける。さじばも。
ささ‐ひだ【笹襞】
袴(はかま)の両脇の、ひも付けの位置から相引(あいび)きの上まで斜めにたたみこんだ笹の葉形のひだ。男袴は前に、女袴は前後につける。
ささ‐ひみ【笹篊】
干潟にササを立て並べて作った垣。満潮時に入ってきた魚が、干潮になって逃げられなくなったところをすくいとる。ささひび。
ささ‐う【笹生】
⇒ささふ
ささ‐ふ【笹生】
笹が一面に生えている所。笹原。