ささ‐み【笹身】
《形が笹の葉に似るところから》鶏の胸にある肉。上質で柔らかく、たんぱく質を多く含む。脂肪分はあまりない。
ささ‐みみ【笹耳】
陶磁器の茶入れ・花入れなどの、笹の葉の形をした耳。または、耳の小さいもの。
ささめ‐どおり【笹目通り】
東京都練馬区南田中から板橋区三園までの道路の呼び名。途中、埼玉県和光市に入り県境に沿って走る。
ささ‐も【笹藻】
ヤナギモの別名。《季 夏》
ささ‐もち【笹餅】
1 餅菓子の一。糝粉(しんこ)を水でこね、小さな玉にして蒸してから臼でついて笹の葉の形にしたもの。花餅。 2 笹の葉で包んだ餅。
ささもり‐きゅうりょう【笹森丘陵】
秋田県南西部、由利本荘市の中央部を占める丘陵。北東部は雄物川の流域、南部は子吉川の流域。笹森山(標高595メートル)を中心にした300〜500メートルの丘陵。
ささ‐や【笹屋】
笹ぶきの小屋。「わが恋は賤(しづ)の—の苫(とま)を荒らみ漏りやしぬらん時雨降る頃」〈万代・九〉
ささ‐やぐら【笹櫓】
江戸時代、小芝居のこと。江戸三座以外の芝居。官許の大芝居が表に櫓(やぐら)を設けたのに対して、それを許されない小規模の劇場が、代わりに笹を目印として立てたところからいう。
ささ‐やぶ【笹藪】
笹が乱雑に密生している所。また、竹藪。
ささ‐ゆ【酒湯/笹湯】
江戸時代、疱瘡(ほうそう)が治ったあとの子供に浴びさせた、酒をまぜた湯。また、その湯を浴びること。笹の葉を湯に浸してふりかけたともいう。さかゆ。