エリアずいひつ【エリア随筆】
《原題Essays of Elia》チャールズ=ラムが、エリアの筆名で書いた随筆集。正編は1823年、続編は1833年刊。ユーモアとペーソスに満ちた高雅な文体で、自己の体験・回想などを書いたもの。
えんぎょずいひつ【鳶魚随筆】
三田村鳶魚の随筆。大正14年(1925)刊。
えん‐ぴつ【鉛筆】
筆記用具の一。木の軸に、黒鉛の粉末と粘土を混ぜ高熱で焼き固めた芯(しん)を入れたもの。1565年に英国で考案。江戸初期にオランダから幕府に献上され、商品として輸入されたのは明治10年(1877)前後。
おく‐ゆうひつ【奥右筆】
江戸幕府の職名。若年寄の下で機密文書の作成・記録などにあたった役。奥方御右筆。→表右筆
おもて‐ゆうひつ【表右筆】
江戸幕府の職名。若年寄の下で幕府の通常の公文書の作成、日記の記入などにあたった。→奥右筆
かく‐ひつ【擱筆/閣筆】
[名](スル)筆を置いて書くことをやめること。文章を書きおえること。「連載小説は今回をもって—することとする」⇔起筆。
かく‐ひつ【角筆】
宮中の読書始めなどに用いる、字をさし示す棒。象牙などで筆の形に作った。また、訓点の記入にも用いられた。字さし。かくひち。
かしぞのずいひつ【橿園随筆】
江戸末期の歌学書。2巻。中島広足著。嘉永4年(1851)刊。
かすり‐ふで【掠り筆】
書画などでかすれを生じさせる筆法。渇筆。
かすれ‐ふで【掠れ筆】
「掠り筆」に同じ。