かっ‐ぴつ【渇筆】
墨汁の含みの乏しい筆。また、それを用いてかすれさせる書法・水墨画法。掠(かす)り筆。
か‐ひつ【加筆】
[名](スル)文章などを部分的に直したり、書き加えたりすること。「—訂正」
かんでんこうひつ【閑田耕筆】
江戸後期の随筆。4巻。伴蒿蹊(ばんこうけい)著。享和元年(1801)刊。見聞記や感想を天地・人・物・事の4部に分けて収載。→閑田次筆
かんでんじひつ【閑田次筆】
江戸後期の随筆。4巻。伴蒿蹊(ばんこうけい)著。文化3年(1806)刊。「閑田耕筆」の続編。紀実・考古・雑話に分類、古物・古風俗の図を入れて収める。
がっ‐ぴつ【合筆】
[名](スル)土地登記簿上、数筆の土地を合併して一筆(いっぴつ)の土地とすること。⇔分筆。
ごう‐ひつ【合筆】
⇒がっぴつ(合筆)
が‐ひつ【画筆】
絵を描くのに使う筆。絵筆。
きつね‐の‐えふで【狐の絵筆】
スッポンタケ科のキノコ。秋、竹林に生える。初めは白い卵形で、のち伸びて角状となり、先は赤く中空。上端に胞子を含む黒い粘液があり、悪臭を放つ。きつねのえかきふで。
き‐ひつ【起筆】
[名](スル)文章を書きはじめること。筆を起こすこと。⇔擱筆(かくひつ)。
きゅう‐ひつ【休筆】
[名](スル)文筆家が執筆活動を休むこと。「一年間—する」