ざっ‐ぴつ【雑筆】
雑多なことを書き記すこと。また、その書いたもの。雑記。雑録。
ざれ‐ふで【戯れ筆】
たわむれにかいた書画。
しいのみ‐ふで【椎の実筆】
穂の形が椎の実に似る、太書きの筆。しいのみ。
しかのまきふで【鹿の巻筆】
江戸前期の咄本(はなしぼん)。5巻。鹿野武左衛門著。貞享3年(1686)刊。収められた笑話は江戸落語の基礎ともなる。
しっ‐ぴつ【執筆】
[名](スル) 1 文章を書くこと。「—を依頼する」「雑誌に連載小説を—している」 2 書道で、筆の持ち方。 3 香道で、聞き香などの競技のときに成績などを記録する役の人。
し‐ひつ【史筆】
歴史を書き記す筆。転じて、歴史を書く際の表現法や態度。
し‐ひつ【紙筆】
紙と筆。筆紙。「—に尽くせない」
し‐ひつ【試筆/始筆】
[名](スル)新年に初めて毛筆で文字を書くこと。書き初め。《季 新年》「青楼に酔ひて其角の—哉/鳴雪」
しゅ‐ひつ【主筆】
新聞社・雑誌社などで、首席の記者として社説・論説などの主要な記事を担当する人。
しゅ‐ひつ【執筆】
1 公文書類の記録役。書き手。書記。 2 叙位・除目(じもく)を執り行い、記録する役。 3 鎌倉幕府の訴訟機関である引付(ひきつけ)で、判決書などの文書の起草・作成をつかさどった役。執筆奉行。 ...