アポリア【(ギリシャ)aporia】
《道のないこと、の意》 1 アリストテレス哲学で、一つの問いに対する答えとして相反する二つの見解が等しく成立する場合をさす。 2 一般に、解決の糸口を見いだせない難問。
あみだ‐くじ【阿弥陀籤】
出費する人数に合わせて引いた平行線の一端に異なる金額を書いて隠しておき、各自が引き当てた金額を出し合う仕組みのくじ。今日では平行線の間に横線を入れることが多い。 [補説]阿弥陀仏の功徳(くどく)...
アメリカン‐ドリーム【American dream】
アメリカの夢。米国建国の理想で、自由・平等・民主主義に立脚する。出身や階級に関係なく、自らの努力で成功をつかむことができるという考え。
アモサイト【amosite】
角閃石系の石綿(アスベスト)の一つ。蛇紋石系のクリソタイルに比べて発癌性(はつがんせい)が強く、平成7年(1995)から製造・輸入・使用等が禁止されている。茶石綿。アモサ石綿。→クロシドライト
あゆみ【歩み】
1 あるくこと。歩行。「—を止める」「牛の—」 2 歩く調子。歩調。「—をそろえる」「—を速める」 3 物事の進行、または進歩発達の過程。推移。沿革。歴史。「近代日本の—」 4 等間隔で並んでい...
あら‐ぎり【粗切り/荒切り】
1 粗く大ざっぱに切ること。また、切ったもの。 2 戦陣で、先頭の兵士が敵を切りたてながら進むこと。「いでいで武蔵—せん、跡をばこなせ若武者ども」〈幸若・高館〉 3 粗く刻んだタバコ。特に、安永...
あら・びる【荒びる】
[動バ上一]《動詞「あらぶ」(上二段)の上一段化》 1 気持ちがすさむ。「何の彼のと感情が—・びて来て仕方がないものですから」〈秋声・仮装人物〉 2 暴れる。乱暴する。「陸奥国の—・びる蝦夷(え...
アルクトゥルス【(ラテン)Arcturus】
牛飼座のα(アルファ)星。光度0.0等、距離37光年。直径が太陽の24倍の赤色巨星。6月下旬の午後8時ごろ南中。アークトゥルス。
アルゴル【Algol】
《アラビア語で、悪魔の星の意》ペルセウス座のβ(ベータ)星。食変光星で、2.867日の周期で2.1等から3.4等に変光する。距離は90光年。
アルタイル【Altair】
鷲(わし)座のα(アルファ)星。光度0.8等、距離17光年。夏の夜、天の川を隔てて琴座の織女星(ベガ)と相対する。牽牛(けんぎゅう)。彦星(ひこぼし)。