こうけい‐きん【広頸筋】
前頸部にある薄い膜状の筋肉。下顎骨(かがくこつ)の下縁から上胸部まで広がる。頸部や鎖骨周辺の皮膚を上方に引き上げ、下唇や口角を動かす。
こうさい‐きん【虹彩筋】
眼球内の虹彩(こうさい)に存在し、瞳孔の縮小・拡大を担う、瞳孔括約筋・瞳孔散大筋の総称。
こうとう‐きん【後頭筋】
後頭部の表層にある薄い筋肉。後頭骨の最上項線から起こり帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)に移行する。頭蓋表筋の一つで、帽状腱膜を後方へ引く。→前頭筋
こうとうぜんとう‐きん【後頭前頭筋】
頭蓋冠を覆い、頭皮を前後方向に動かす筋肉。眉毛部から始まる前頭筋腹(前頭筋)と後頭部の最上項線から始まる後頭筋腹(後頭筋)が頭頂部を覆う帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)でつながっている。→頭蓋表筋
こうはい‐きん【広背筋】
背中の下部および腰部と上腕骨とを結合している大きな筋肉。腕を後方に引きつける作用をする。闊背(かっぱい)筋。
こうもん‐かつやくきん【肛門括約筋】
排便などに際して、肛門を広げたり縮めたりする筋。平滑筋の内肛門括約筋と、横紋筋の外肛門括約筋とからなる。
こうもん‐きょきん【肛門挙筋】
肛門の周囲に位置する恥骨尾骨筋・腸骨尾骨筋・恥骨直腸筋の総称。骨盤底筋の一つで、骨盤隔膜を構成し、骨盤内臓を支持する。
こうりん‐きん【口輪筋】
口を取り巻く筋肉。口を開閉させる働きをする。
こきゅう‐きん【呼吸筋】
呼吸運動をするための筋肉。動物の種類によって異なり、ヒトでは外肋間筋(がいろっかんきん)・肋軟骨間筋・内肋間筋・肋骨挙筋・横隔膜など。
志(こころざし)は髪(かみ)の筋(すじ)
わずかな物でも真心がこもっているなら、それをくみ取れということ。