こうくう‐しょかん【航空書簡】
外国あての、封筒と便箋を兼ねた航空郵便物。料金は世界各地均一。エアログラム。エアレター。
こう‐けい【口径】
円筒形の物体の口の差し渡し。銃砲の筒やレンズなどの内径。「32—の拳銃」
こうけい‐しょく【口径食】
カメラなど光学系で、レンズに斜めに入射した光線の一部が鏡筒やレンズの縁で遮られ、視野周辺部の光量が減少する現象。
こうし‐いわい【格子祝ひ】
近世、大坂の遊里で、客のつかない遊女たちが、客がつくまじないとして近辺を散歩すること。「あんまり余所が賑(にぎ)やかさに、—に出ました」〈浄・重井筒〉
こう‐ろ【高炉】
製鉄用の溶鉱炉。高さのある円筒形の炉で、上部から原料鉱石とコークス・石灰石を入れて溶錬し、下方にたまった銑鉄(せんてつ)を取り出す。
こ‐おもて【小面】
能面の一。あどけなさを残した、かれんな若い女の面。女面の代表的なもので、「井筒」「熊野(ゆや)」など三番目物に多く用いる。
こおりやま‐じょう【郡山城】
奈良県大和郡山市にあった城。筒井順慶が天正8年(1580)より築城。同11年天守閣建造。犬伏城。
こき‐おろ・す【扱き下ろす】
[動サ五(四)] 1 しごいて落とす。こき落とす。「煙筒からは風に—・された煙の中にまじって火花が飛び散っていた」〈有島・カインの末裔〉 2 欠点などを殊更に指摘して、ひどくけなす。「上役を—・...
こ‐けし【小芥子】
東北地方の郷土玩具。また、その様式をまねたもの。ろくろびきの木製人形で、丸い頭と円筒形の胴からなり、手足はなく、簡単な彩色で主に女児の姿をかたどる。土地によって胴の形や描彩、顔の面相などに特色が...
こご・る【凝る】
[動ラ五(四)] 1 液体状のものが、冷えたり凍ったりして凝固する。「魚の煮汁が—・る」「食うものはなくなった。水筒の水は—・ってしまった」〈黒島・渦巻ける烏の群〉 2 手足がかじかんで、自由が...